※2024/5/29に発生した事件について当時の事件をまとめています。
川口市幸町3丁目の路上で29日夜、タクシー運転手の男性（72）＝栃木県足利市＝が男に脅された上に拳銃のようなもので撃たれ重傷を負った事件で、川口署特別捜査班は31日、強盗殺人未遂の疑いで、無職の男（68）＝川口市栄町3丁目＝をJR大宮駅構内で確保し、逮捕した。「金を奪おうと思ってはいなかったが、ピストルを撃ったことは間違いない」と容疑を一部否認しているという。
逮捕容疑は29日午後11時38分ごろ、同所の路上に停車中のタクシー内で、運転手の男性に対して拳銃のようなものを突き付け「金を出せ」と脅迫し、殺意を持って発砲。男性の腹部に4週間の重傷を負わせた疑い。
県警によると、男は29日午後11時半ごろ、JR赤羽駅（東京都北区）付近で男性が運転するタクシーの後部座席に乗車。3キロほど離れた事件現場付近へ向かうように指示し、停車させると、車内で男性に対して「金を出せ」と脅迫。その後、男性に拳銃のようなものを発砲した。2人に面識はなく、男性の命に別条はないという。
https://www.saitama-np.co.jp/articles/83270/postDetail2024年5月29日夜に発生した川口市幸町のタクシー強盗殺人未遂事件で、犯人が大宮駅構内で逮捕され、実弾が押収されていたことが判明しました。今回は犯人逮捕と押収された拳銃・実弾の状況についてまとめて解説します。
大宮駅での犯人逮捕と家宅捜索の実施
川口署特別捜査班は事件後に全国指名手配し、被疑者が5月31日、大宮駅構内で確保されたことが報告されています。事件で使用した拳銃とみられる実弾１発が自宅から押収されています。
逮捕された容疑者の状況と供述内容
68歳・川口市栄町在住の無職の男が逮捕され、「金を奪おうと思っていなかったが、ピストルを撃ったことは間違いない」と供述しており、犯行を一部認めている状況です。
押収された実弾の重要性と今後の捜査
被疑者宅からは拳銃用の実弾１発が押収されており、県警は拳銃自体の所在と入手経路を引き続き追及する方針です。
逃走経路の解明と防犯カメラの役割
犯人は福島の知人宅に立ち寄り、JR福島駅から新幹線で大宮駅へ向かって逃走していました。複数の防犯カメラ映像解析により逃走ルートが特定され、逮捕の決め手となっています。
警察の捜査姿勢と地域住民への警戒喚起
この事件を受けて、県警・川口署では拳銃の所在確認や再発防止に向けた緊急捜査、地域住民への注意喚起を続けています。
まとめ
川口市で発生したタクシー強盗殺人未遂事件は犯人の逮捕と実弾押収により重大局面を迎えました。「金を出せ」と脅迫しているのに金を奪おうと思ってはいなかったとは何とも言い訳が苦しいですね。
コメント